こんにちは、TAの伊藤です。
第9週の講義では今まで作ってきたものを評価・分析をし、修正する段階になります。
なので、今回は半分以上作業という形になります。
作業内容は以下のようになります。
【1、ウォークスルーの作成】
【2、評価のチェックリスト】
3つの視点(ヒト、もの、ビジネス)を分析・評価を行い修正していきます。
そのなかでも今回はストーリーボーディング(ヒト、モノの視点)を重点的に分析・評価・修正するための準備を行っていきます。
まずどのような事をやっていくかという部分を例に出して説明していきたいと思います。
シーンにおける利用状況において行うタスクと操作するインターフェイスは妥当か?
という部分が疑問の場合、具体例をあげますと
「購買に行く途中にスマートフォン(以降略し、スマホ)をいじるのにこれだけの作業工程で良いのだろうか?(多すぎるのでは?複雑すぎるのでは?)」
これは実際に、ストーリーボーディングの1つ1つのシーンを上段にシーン・絵コンテ・写真など、下段にインターフェイス・ペーパープロトタイプを壁に貼り実際に1つ目から見て回り、被験者に評価してもらいます。
そして、ここでは「自然なモチベーションでサービスを利用できるかどうか?」という部分が重要になってきます。なので、ユーザの体験に関するストーリーボーディングだけはしっかり組み立てなければなりません。
なので、ウォークスルーに使うためのストーリーボーディング(体験に関するストーリーボーディング、壁に貼るためのシーン)を作っていきます。
実際に評価する方法は付箋に問題点を書いてを貼っていき、どういったシーンでどんな問題があるかみつけていき、その後グループ内で色々と検討して改善していきます。
【2、評価のチェックリスト】
続いてGUIを評価をするために必要なチェックリストを作ります。評価をするにあたってチェックリストは被験者に記入してもらいます。
チェックリストでは有用性(必要かどうか?)・利便性・魅力性の3つが評価され改善されていればプロトタイプとしては良いものと言えます。
今回は配布資料としてGUIチェックリストを学生に渡してあります。配布資料でのGUIチェックリストは15項目によって評価します。
このまま使っていってももちろん良いです。これでは自分が知りたい部分が評価されない等の部分をつけ足したりしていき、改良して自分たちが知りたい情報をメインにしたGUIチェックリストを作っていきます。
その後、良いGUIはどのようなものなのか?という講義が安藤先生によって行われました。
その後各グループでの作業になりました。
実際にどのような事をしているか以下に少し抜粋しました。
各グループ最初にウォークスルー評価をするために
ストーリーボーディングをまとめています。
実際にウォークスルー評価をするために壁に貼り付けています。
ウォークスルーの意味は壁に張ったストーリーボーディングを歩いて回ってシーンを見て行く
というところからきています。
はい、そのままの意味だったりするのです。(笑)
実際にウォークスルー評価をして付箋を貼っています。
【TA(伊藤)からアドバイス(?)】
最近アドバイスコーナーより、雑談コーナーの方が名前として正しいのではないかと思い始めているTAの伊藤です。
今回ウォークスルーを講義で覚えましたね。そのウォークスルーに関して復習もかねてアドバイスしたいと思います。
ウォークスルーをするにあたり、シーンとインターフェイスは一緒の紙に載せているグループがいますが、出来れば別々の紙にプリントアウトしてそれぞれに付箋が張れるようにした方が分かりやすくてオススメです。
インターフェイスがプリントアウトいる場合原寸サイズのインターフェイスを乗せた方が実際にアイコンの大きさはどうなのか?歩いていて揺れている状態で押すことが出来るのか?などの検討も出来てオススメです。
GUIチェックリストですが、最初はどうしたら分からないと思います。
なので最初は配布資料に記載されているGUIチェックリストを使うと良いでしょう。
その後、これを追加したい!とかここは省いて良いかも・・・など分かってくると思います。なので最初、分からなくて困っているならばGUIチェックリストをそのまま使いましょう。
もしかしたら配布資料が一番良かったなんてこともあると思います。
それではみなさん頑張って進めていきましょう!!
(これで少しはアドバイスコーナーと名のることができる・・・かな?)
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