2012年12月4日火曜日

第10週 デスクトップウォークスルー/ブループリント


第10週 デスクトップウォークスルー/ブループリント
こんにちは、TAの平子です。

第10週の講義では以下の内容を行いました。
・デスクトップウォークスルーの説明
・ブループリントの説明
・評価のまとめ/相談

■デスクトップウォークスルー
机の上でユーザの動きを予測、時間の変化を視覚化し、考えて行く事です。
レゴブロックの人形を使ってビジネスの流れを説明したりする事によって
視覚的になり、大変わかりやすくなります。
ストーリーボディングにそった流れを見て、導線・人の集まりなどを見て行くなどで活用して行きます。
YOUTUBEで結構あがってる「デスクトップ・ウォークスルー」、「サービスプロトタイピング」で検索してみてください。

■ブループリント
サービスの機能、便益、標準的な流れと教養範囲を明確にする為に記述するものです。
記載項目は以下の通りになります。
・タッチポイント
・顧客の行動
・顧客の接する従業員の接客・行動
・顧客と接しない従業員の行動
・サポートするシステムや人員の動き
・物理的制約

今回授業では、顧客との接点となる従業員の動きを明確にすることと、従業員と必要なシステムやパートナー企業の役割を明確にする事を目的に行って行きます。

■ブループリントの実施方法
1:CVCAから、顧客のほかのステークホルダーをビジネスピックアップする。
2:ストーリーボードに基づいて、デスクトップウォークスルーを行う。
3:検証結果を踏まえてサービスブループリントを作成する。
4:検討結果に応じて、ビジネスモデルキャンパスを見直す。
MTI、CITどちらもサービスブループリントの検討を行ってください。
特に、MTIはアプリの情報を誰が、どんなタイミングで、どうやって入力するのか検討してください。

■評価のまとめ/相談
 これまでもプロセスに置いてまとめを各グループ行って行きました。
その際、安藤先生より学生へ様々なアドバイスを伝えていました。
・画面などが皆さん作り込みすぎています。HCDなどのときは何度も作り直さなくてはなりません。なるべく簡易的に作りましょう。
・画面にボタンが多くなってしまうとその分1つ1つのボタンが小さくなってしまうので注意してください。
・押し間違えがなるべくないように。また、押し間違えたとき大丈夫な処置をしてください。

■来週までの課題
コンセプトレベルでの評価を行い、問題点と改善案を示したレポートを提出してください。
・クライアントに対して、コンセプトの評価の見直について報告するつもりで書いてください。
・改善の方向を明確にした上で改善したコンセプトや改善したストーリーボード、改善したインタフェース、改善したCVCA、サービスプリントも記載してください。

■TA(平子)からのアドバイス
「Sketching User Experiences: Getting the Design Right and the Right Design 」を読もう!
このような事たくさんやる事です。

これはただ単に紙に書いた画面をiPhoneで撮影して表示しただけです。
紙のイメージと画面の中に入ったイメージ全然違いますよね?
今回安藤先生から「詳細にデザインしすぎています。HCDなどでは、何度も作り直さなくてはなりません。なるべく簡易的に作ってください」というアドバイスを頂きました。
Bill Buxtonの「Sketching User Experiences: Getting the Design Right and the Right Design 」という本がおすすめです。
この本では今回の情報デザイン演習3で行っていることが多々参考出来るものがあります。
山崎研究室にもあるので参考にしたい方はぜひ読みにお越し下さい。

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